講習種別 -Course-

 警備のプロとしての資格を得るためには、「検定試験」に合格する必要があります。検定には都道府県公安委員会が直接行う試験に合格する方法と、国家公安委員会の登録を受けた一般社団法人警備員特別講習事業センター又は財団法人空港保安事業センターが行う特別講習を受講して、その課程を修了する方法があります。


特別講習
受講資格
1級 : 2級検定合格後、当該警備実務経験1年以上の者
2級 : 警備員新任教育(30時間)を受けた満18歳以上の者
 学科実技修了考査合計
特別講習
受講時間(2日間)
施設警備
交通誘導警備
貴重品運搬警備
雑踏警備
7時限 5時限 学科1時限
実技3時限
16時限


施設警備(1・2級)

 施設警備とは事務所や駐車場などの諸施設に常駐し、盗難や火災などの各種の事故の発生を警戒・防止する警備で、巡回あるいは機械による警備さらにはスーパーなどでの万引き等を防止する保安警備などと併せて極めて広範囲な業務です。
 ここで行う施設警備は、対象施設によって実施形態がさまざまに変化するため、求められる能力も高度なものが要求され、契約先のイメージアップや周囲の信頼を得るための幅広い専門知識と警備技術が欠かせません。講習ではこれらのことが徹底的に訓練されます。


交通誘導警備(1・2級)

 交通誘導のプロとして必要な知識・技能の向上を図るための講習です。
 道路工事現場やビル建築現場では、歩行者の安全と現場及びその周辺におけるスムーズな車両の流れが求められます。事故防止という観点からだけでなく、工事の進捗にもかかわる重要な業務として、交通誘導には的確で迅速な判断力などが必要とされます。
 また、イベント開催時における観客の安全誘導などでも、会場規模や構造の多様化によって、あらゆる条件に対応可能な質の高い技能が要求されます。


貴重品運搬警備(1・2級)

 貴重品の運搬に関する知識の向上、機密保持と危機管理技術のノウハウを身につけるための講習です。犯罪の対象になりやすい貴重品は、運搬中のセキュリティが特に問題となります。同時にひとたび事故あるいは事件が発生した場合、リスクを最小限に抑えることが肝要です。
 警備員の能力は、この分野でもそれらのニーズを満たすだけの高いものでなければなりません。そしてプロとして優れた技量を有するばかりでなく、人格的にも高いモラルを要求される警備業務ですから、講習の内容もより密度の濃いものとなります。


雑踏警備(1・2級)

 雑踏警備は、雑踏や群衆の中の重要地点又は地域に警備員を配置し、人や車両の交通を誘導し、入退場整理などを行って、雑踏や群衆の中での事故の発生を警戒、防止する業務です。
 雑踏事故は、ひとたび発生すると大災害につながるなど、社会的影響がきわめて大きいことからこれに従事する警備員は、より高度な整理、誘導、広報などの技術が要求されます。講習では、資機材を活用しての規制要領や事故が発生した場合の応急措置等が徹底的に訓練されます。